日本人で世界的に有名な椅子のデザイナーとは
例えばル・コルビュジエの椅子というのは世界的にも有名であり、その洗練されたデザインは多くの人たちを魅了しています。
しかし、我々日本人の中でも世界的に高い評価を得ているデザイナーはいます。
ここで名前を挙げたいのは、「柳宗理」さんです。
残念ながら2011年にお亡くなりになっているために、二度と彼の新しい作品を見ることはできませんが、柳さんが残したデザインは今見ても洗練されており、新しさすら感じます。
中でも代表作であるバタフライスツールは、世界でも高く評価されたものであり、レプリカや模倣品が数多く市場に出回っています。
そのため、ル・コルビュジエの椅子同様に、誰もが1度は目にしたことがあるシルエットと言えるのではないでしょうか。
柳さんは緩やかな曲線をえがき、外見的な美に加えて、椅子本来の目的である「座り心地」の良さを追求した椅子が多く、また椅子以外でも多くの芸術的作品を残しています。